ブラック企業あるある、解決策の教え〜ブラック企業に7年勤めた男の話〜

こんにちは!ちくわです!

みなさん、ブラック企業と聞いて、何を思い浮かべますか?

サービス残業、パワハラなど、色々ある中でその状況を容認してしまっている会社のことですね。

僕も、初めて入社した会社がブラック企業でした。7年勤めていましたが、「ブラックだな」と思う場面が多々あり、しょうがないなと思いながら働いていました。

もちろん、新卒で初めて入った会社であり、学んだことはたくさんあるので、働いたことは後悔していませんが、ブラック企業で疲弊していてどうしたらいいか分からないという人に向けて、解決策も書いていきます。

さて、ブラック企業と一言で言っても、色々な要素があります。

ブラック企業要素の例

  • 残業が多い
  • 残業代が出ない(サービス残業)
  • パワハラがある
  • 仕事が肉体的にきつい
  • 有給が使えない
  • 有給の理由を聞いてくる
  • 有給を却下される
  • 休日出勤が当たり前
  • 休憩が取れない
  • 食事休憩が取れない日が多々ある(飯抜き)
  • 人がすぐに辞める
  • むしろやばい人しか残っていない
  • でも、いい人もいてやめられない
  • などなど…

多く書きすぎました…笑

他にもたくさんあるかもしれません。

ちなみに、上記は自分の実体験です(現在は転職して改善しました)

それぞれの解決策も、紹介していきます!(変わらないからブラックなのですが…)

後半では自分が転職の際に使ったサービスも紹介していきたいと思いますので、悩んでいる方は参考にしてみてください!

あるあるその1、残業が多い、残業代が出ない

ブラック企業といえば、まずこれが出てきますね。

残業に関しては、人それぞれ残業代が欲しくてたくさんやりたい人、全くやりたくない人がいて、人によってブラック企業の定義が変わってきますが、サービス残業は別ですよね。

もちろん、とてもやりがいがあって、むしろそこで学びがあって残ってでもやっていきたい場合は、いいと思いますが、残業代未払いは労働基準法的にアウトです。

あるあるその2、パワハラがある

職場によって、いろいろな人がいるので、パワハラがある場合があります。

パワハラにも、

  • 上司、部下の関係
  • 仕事ができる人、できない人
  • 容姿の優劣
  • 飲み会での絡み

があったり、自分だけでなく他の人がパワハラを受けている場面に遭遇する場面があります。

自分へのパワハラもきついですが、他人がパワハラを受けているのを目の当たりにするのも気分が良くないですよね。

あるあるその3、仕事が肉体的にきつい

これは、仕事内容にもよりますが、その他にも残業、休日出勤や、家に帰っての持ち帰りの仕事があって、睡眠時間を十分に取れないというパターンです。

また、睡眠時間が取れていても、休みが取れなくて仕事に支障をきたす場合も、シンプルにきついですね。若い間はやっていけても、歳を取ったら無理だなと思います。

職場にいるおじさんも、歳のわりに老けているなという人が多いです。(失礼)

あるあるその4、有給が使えない

有給休暇は、会社員が国からもらっている休む権利です。

労働基準法でも、最近年に5日は取得させるように法律で決まっています。

しかし、忙しい会社では、有給を取れる雰囲気じゃなかったり、そもそも仕事量、責任が大きすぎて休めない会社が結構あります。

法律では、会社は繁忙期等で従業員が有給を取ることで利益減に大きくつながってしまう場合限っては時期をずらしても良い権利があります。

しかし、それ以外での有給の却下はアウトです。職場の空気によるところも多いかもしれませんが、有給は従業員の権利で取ってもいいものです。

あるあるその5、休憩が取れない

仕事には、休憩時間が決まっており、法律で取るように決まっています。

会社員の場合、就業時間(定時時間)が8時間未満の時は休憩45分、8時間以上の場合は休憩時間60分を取らないといけないことになっています。

しかし、仕事量が多いと、実質休憩が食事だけの15分になったり、そもそも休憩が取れず食事が取れなかったりといった会社があります。

例としては、保育士や幼稚園教諭の場合、昼ごはんの時間が職員にとっての休憩時間扱いになっているところがありますが、園児の食事指導をしながらなので実質休憩時間ではないという話を聞いたことがあります。

工場勤務の例では、機械が連続運転していて、作業の合間に交代で食事だけとるといったところもあり、食事を急いで食べないといけないところもあります(僕がそうでした笑)

休憩はパフォーマンス維持のためにも、大切ですよね。

あるあるその6、人がすぐに辞めてしまう(離職率が高い)

これは結果として、上記の要因があって現に人が辞めてしまうということです。(もちろんそれ以外にも事情はあると思いますが)

人が辞めてしまい、人員が減ってしまうことで残った人は少ない人員で仕事をしたり、代わりの人の新人教育をしたりと負担がさらに増えます。

結果的に状況が悪くなっていくという悪循環になります。

なので、その職場には、とても優秀な人や、新人をたくさん教えてきたとてもいい人が多いです。(新人をすぐに追い詰めてしまう新人キラーな人もいますが)

自分も新卒の新人、中途採用の10歳以上年上の人に仕事を教えたり、時に意見がぶつかりあったりといろいろありましたが、仕事を教えるという面ではたくさん経験できたなと思います。

こんな感じで、たくさんあり、すぐには環境は変えられませんが、解決策はあります。

解決策

解決策としては、

  1. 労働基準監督署に通報する
  2. 早く帰る先輩と一緒に帰る
  3. 部署異動願いを出す
  4. 社内カウンセラーに相談する
  5. 休職する
  6. ストレス発散方法を持っておく
  7. 転職する

があります。順に説明していきます。

1.労働基準監督署に通報する

働いてる地域には、労働基準監督署というものがあり、必要に応じて事業所に監査が入ったりしますが、従業員から通報することもできます。(匿名でも可)

一つポイントなのが、自分一人だけでなく、複数人の通報が必要な点です。

一人だけだと意見は聞いてもらえても、監査などには動いてもらえないことが多いですが、複数人で通報することによって、動いてもらえる可能性があります。

複数人というと、通報したことが漏れたり、なかなか行動に踏み切ってくれないこともありますが、本当に困っていて辞められない場合は一つの有効な一手になります。

2.早く帰る先輩と一緒に帰る

どの職場にも、1人は早く帰る先輩がいると思います。(いるといいですが)

自分の仕事は終わっていても、職場の空気的に上司が残っていたら自分も帰れないといった場合、早く帰る人と一緒に帰ることで、帰ることができる日が増えます。

早く帰る人は、仕事ができる人だったり、変わり者だったり、単純に子供がいて家でも忙しい人などがいますが、そういう人がいれば仲良くなって一緒に帰るパターンを作れるといいかもしれません。

3.部署異動願いを出す

会社には、忙しい部署もあれば、比較的余裕のある部署もあります。

もちろん、忙しい部署の方が人が欲しいので、余裕のある部署に異動させてもらえることはあまりないですが、事情によっては移動させてもらえることもあるので、まずは上司に相談してみるといいです。(向こうも辞められると困る場合は応じてくれることがあります)

4.社内カウンセラーに相談する

会社員の方で、従業員が多い会社であれば、産業医や社内の相談窓口などがあると思います。

そういう制度があれば、一度相談してみることをお勧めします。相談者の情報はしっかり守ってくれるので、困っていれば使わない手は無いです。

5.休職する

上司に相談しても、改善されない場合は、休職してしまうという手もあります。

病院に行って、精神的に参ってしまったという内容で診断書が降りれば、2ヶ月ほど休職という措置を取ることができます。

休職なので給料が出なくなってしまいますが、もう今すぐにでも休みたいという人はそういう方法もあります。

注意点としては、会社で気を使われて扱いが変わってしまったり、出世コースからは外れてしまったりするので、今後、今の会社で出世したいと思っている方は、辞めておいた方がいいです。

6.ストレス発散方法を持っておく

これは、根本の解決にはなりませんが、ハードな環境との付き合い方です。

仕事のオンオフをしっかりつけて、休みの時はしっかり遊ぶ、寝るといった自分の中のストレス解消法を持っておくと、大変な中でも頑張ることができます。

ちなみに僕のストレス解消法は、

  • 車で遠出する
  • 友達と呑みにいく
  • 料理を作る
  • 映画を見る
  • 海に行って叫ぶ(笑)

などなどでした。個人的には海に行って叫ぶのはおすすめです!

7.転職する

もう今の会社では限界だなと感じた時は、転職してしまった方がいいです。

世の中には会社はたくさんありますし、ブラック企業で頑張って働いてきたあなたには根性が備わっていると思うので、転職してもやっていけると思います。

転職するとなった時は、

  • ハローワークに行く
  • 転職サイトを見る
  • 転職エージェントに登録する

等ありますが、自分の場合は、転職エージェントに登録しました。

転職エージェントとは、転職のお手伝いをしてくれるサービスで、転職希望者に担当者がついて、求人情報等を斡旋してくれます。

登録したのは「リクルートエージェント」というサービスです。

転職エージェントを使って転職した体験談は、別記事で紹介していますので、そちらを参考にしてみてください。

まとめ

ブラック企業に勤めている方は、いろいろな悩みを抱えていると思いますが、とにかく無理をせず、必要に応じて、今回紹介した解決策を参考にしてみてください。

転職は最後の手段ですが、その前にやれることはあります。仕事で参ってしまわないように、頑張っていきましょう。

 

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